コラム ~水の話~

水は誰が管理しているの?

図皆様の生活に欠かすことができない水は、誰が管理しているのでしょうか。

実は、右記の図に示す通り、水を所管する行政庁は複雑多岐に及んでいます。
この現状については、悪い点に着目すると「縦割り行政」などと揶揄されてしまいがちです。

しかし、一口に「水」と言っても、図に示したように多種多様な用途・場面が存在し、それぞれの水に対してその機能、役割に即した管理・規制がなされています。

用途により水質管理は多様化している

家庭で用いる水と工業用の水の扱いが異なるのは当然ですが、たとえば家庭用水であっても、飲料水とお風呂の水、洗車に使う水、あるいはミネラルウォーターの表示の方法など、とても細分化され、種々の水の間にみられる共通点を探すことは困難になっています。

あるいは、プールの水質管理を行う場合、プールの用途に応じて水質衛生を管轄する省庁や水質基準の内容が異なっています。
遊泳用のプールであれば『遊泳用プールの衛生基準』により厚生労働省が管轄しており、この技術的助言を受けて各地方自治体が条例でさらなる規制を行うことがあります。
一方で学校における水泳プールは、学校保健法や学校環境衛生基準により文部科学省が管轄しています。

また、日々複雑な進歩を遂げる現代社会において、水もまた、あらゆる分野で高度に専門的な知見や知識が積み重ねられています。

このため、すべての水を一元的に管理・所管してくれる行政庁“水省”や“水大臣”の創設はおそらく不可能に近く、むしろそれぞれの省庁に蓄積された知識や適用法令を検索・横断するスキルこそが重要と考えられるのです。

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